LinkedInで繋がった人事の方から、「評価制度について何か書いてください」とリクエストをいただきました。
ということで、今回は人事データから少し離れて、お客様先の管理職勉強会での出来事から書いてみます。
ある管理職の方がこんなことを言いました。
「うちはちゃんとした評価制度がないので、うまく評価できないんですよね」
他の方も頷いていました。
なるほどな、と思いつつ、私は少し違和感があったので言いました。
「本当にそうですか?だって、皆さん普段から人を評価していますよね?
・仕事が丁寧だな
・説明が分かりやすいな
・生返事が多いな
・なんかあの人(私です笑)の話し方は偉そうだな
全部評価です。
・うちの子供は誰よりもかわいいな
だって評価ですよ??
評価制度がなくても、私たちは毎日誰かを評価しています。
そう考えると、本当に困っているのは『評価できないこと』ではないんじゃないですか??」
例えば子育てをしているとします。
・子供が約束を守らなかったら叱る
・挨拶ができたら褒める
そこには、別に評価制度も評価シートもありません。(挨拶出来たら20点、とかやらないですよね)
それでも親は評価しています。
ところが学校に行くと、自分なら叱らないことを先生が叱ることもありますよね。
「なんでそんなことで叱るんだ」
と思うこともあれば、
「学校には学校の考え方があるんだろうな」
と思うこともあります。
会社も少し似ているのかもしれません。
残業時間が多い人を見て、実際に思うことありますよね。
「頑張っているな!」
「時間内で終わらせる工夫が必要では?」
どちらも評価です。
そして、どちらが正しいとも言い切れないはずです。
そもそも評価ができない、なんてことはありません。
もし評価者が難しいと感じているとしたら、「自分の価値観で評価していいのか?」不安になっている、ということです。
だから評価制度を・・・という話かもしれませんが、細かい説明を書くとコンサル風になりそうなので、これくらいにしておきましょう。笑
さて、「うちはちゃんとした評価制度がないので、人を評価するのが難しいんですよね」、という話の流れを受けて、私が本質的に思っていることを書きたいと思います。
●ちゃんとした評価制度がある会社
より、
●たいした評価制度がなくても評価が上手く回っている会社
の方が、人事評価という面では実はすごいよね、ということです。
たいした評価制度がなくても、
・人が育つ。
・社員が納得して働いている。
・会社が成長している。
・給料も上がっている。
そういう会社があるなら、私はそちらの方がすごいと思いますし、入社したいです。
もちろん、ちゃんとした評価制度を否定しているわけではありません。
ちゃんとした評価制度があって、成長している会社もあれば、離職者が多いなど、うまくいっていない会社もあります。
たいした評価制度がなくても成長してる会社もあれば、当然のようにそうじゃない会社もあります。
さて、もし自分の会社として考えるなら、どちらの会社を目指しましょうか??
評価制度について書いてください、というリクエストだったのですが、読み返してみると、制度の話はほとんどしていませんでした。笑
たまにはこういうブログも良いですね(自己評価)。
